標準仕様は基礎断熱の一体打ちのベタ基礎です基礎高は地盤面より50㎝高、幅15㎝主筋16ミリ、ベース筋15㎝ピッチの13ミリ筋+補強筋です。また基礎内をGLより10㎝高くすることにより基礎内を乾燥しやすくしてます。一体打ちは立ち上がりとベースを一緒にコンクリートを打設するので、水密性と強度に優れています。基礎断熱では必須の仕様です。
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柱は院庄林業の桧乾燥材「乾太郎」を使用します。梁は米松と杉のKD材を使用します。金物工法の場合は桧集成材とRW集成材、ハイブリッド集成材となります。
間柱、窓台、まぐさも45㍉厚の桧KD材です。耐力壁及び準耐力壁となるまぐさ、窓台の9㍉厚構造用合板は外周部を制震テープを挟みこみながらN50釘で法定15㎝のところ10㎝ピッチで打ち付けます。釘ピッチを狭めることで実耐力が上がります。制震テープも施工要領書にない準耐力壁にも使用することでより制震力がアップします。
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断熱材は外貼り断熱のネオマフォームの40㍉厚を貼るか、ウレタンフォームの吹き付け、あるいは両方の併用となります。断熱レベルを北海道レベルとする為に併用とせざるを得ません。ウレタンは冷凍庫用の独立気泡の硬質ウレタンが原則となります。
長期優良住宅レベルの最低基準なら連続気泡タイプの吹き付けウレタンで価格を抑えることができます。
外貼り断熱で重要なことは、その素材です。外貼断熱にウレタンやスチレンを使うと痩せたりと熱変形を起こしやすいので、外壁の垂れ下がりや雨漏りの原因となることがあります。ネオマフォームはフェノールフォームという防火性能のあるプラスチック系断熱材で、熱変形温度はスチレンの約100℃に対して200℃と優れています。それでも垂れ下がり防止措置を万全にしておかなければなりません。
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気密工事は大変重要な工事です。無知からくる誤解が多いのが高気密住宅に対するもの。その最たるものが「高気密なんて換気が少なく風通しの悪い家」勉強不足以外のなにものでもない
① 換気と通気、採風の区別がついてない施主や建築士、工務店も多い。
② 気密性能のない住宅こそ空気のよどみが家中あちこち出来て換気できてない家となる
③ 気密性能のない家は冷暖房のエネルギーがダダ漏れ。
④ 気密性能のない家は部屋ごとの温度差が多く、ヒートショックで命が脅かされる。
⑤ 気密性能のない家は部屋の上下で温度差ができて不快で非効率
⑥ 岡山は冬暖かいし、高気密にすると夏暑くなるという認識誤解に気づくべき。
理創ハウスではアメリカ換気学会のC値0.7以下を基準としています
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屋根材は窯業瓦かフッ素塗装のステンレス又はガルバニウム鋼板の板金屋根とする。安いコロニアル、セメント系のものはメンテナンススパンが短いので結局ライフサイクルコストが高くなるので使わない。屋根下地は通気工法とし、通気下地の野地板に遮熱シートを敷く。外壁は基本的にはフッ素塗装の16㍉サイディングの通気胴縁k+金物施工とする。メンテナンスは15年の業界最長の保証がついていることと、20年くらいで同じフッ素系のクリア層を再塗装することでメンテナンスが効ことがポイントである。ag.jpg無機塗装は耐久性が一定期間はあるが表面に肉眼では見えない亀裂が発生し、何よりメンテナンスが効かないので採用しない。
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