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橋下大阪市長と週刊朝日の騒動を耳にしていたところ、たまたまダイソーで見かけた告知版です。ここでも朝日新聞の記者は詳細を確認せず、記事にしたようです。

このことで思い出したのが阪神淡路大震災での朝日新聞の報道です。この時も地震の直後の夕刊で詳しく調査取材しないで、(そんなことができる状況でない時点)「木造はつぶれたハウスメーカーは残った」との広告スポンサー向けの提灯記事を載せました。事実は倒壊した多くの建物が終戦直後の建物で耐震基準も何もない時代のものだったり、ちょうど被害が多かった地区が空襲と戦後の洪水被害を受けた地区だったため資材不足の中再建した建物で十分な構造を確保できなかった木造であったものが多かったからです。昔の建物の多くが木造なのは当たり前です。そんな中でも近年の建て替えでハウスメーカーで建て替えたものもあり、当然ながら現行耐震基準で建てられたハウスメーカーの家が倒壊せず古い耐震基準も何もない時代に建てられた木造家屋に倒壊が多かったのはこれまた当たり前の話ですが、話がすり替えられ、あたかも在来木造軸組構造とプレハブ構造の耐震性の決定的な差のごとく扱われ、その後ハウスメーカーの社員はその記事のコピーを持って営業にまわり続けたのです。

こんな記事をつくった朝日新聞はそもそも首相の靖国神社参拝は中曽根首相まで中韓から何のクレームも受けず行われてきたのに、朝日新聞が靖国神社参拝がアジア諸国の不快だとするキャンペーン記事を載せてから、日中間の問題となり、今日に至らしめた原因を作った張本人です。さらに従軍慰安婦問題もいまでは言い出した本人がでっち上げだと認めてるのに韓国人の妻をもつ朝日記者が、事実調査、取材もせず記事にしたため、今もって日韓の大きなしこりとなっています。日中韓の大きな問題となっている発端はすべて朝日新聞の記事のせいです。これほどの国益をそこなわせた新聞は他にはありません。

もともと朝日新聞は太平洋戦争前は戦争反対の立場で記事を書いていたところ、まったく売れなくなった為、編集方針を変え、開戦賛成記事をつくり国民を煽り、戦争へと連れて行き、戦中は国威発揚の名のもと軍部隷従の大本営発表を垂れ流してきました。このことは朝日の記者に直接問いただしたところその通りだと言ってました。つまり朝日新聞は売れれば、広告収入が入れば、つまり儲かれば何をしてもいいというのが社是ではないのかと疑ってしまいます。主筆の若宮氏は中国筋と親密すぎる噂もあり、中国よりの報道をする編集方針はそのせいかとの疑惑さえささやかれています。 

朝日新聞と言えばどこか知的で、憧れでした。天声人語から入試問題が出るとか、天声人語を読んでいるというのがなにかかっこいいというイメージがありました。いまでも時々訪れる図書館でしか読みませんが、すぐれた内容も多いように思います。今でも朝日の読者は知的レベルが高そうな印象があります。しかし国民世論をミスリードしてもらっては困ります。朝日の記者だったかどうかは忘れましたが、ある報道関係者は「その報道で国民を正しいと思う方向に導けれるなら、事実と違う報道をしてもよい」と発言しているそうです。確かに報道関係者は高学歴であり、特に朝日新聞は東大閥が最大閥という高学歴集団ですが、国民をバカにしたとんだ思い上がりであり、大きな間違いです。朝日新聞に限らず日本のマスコミが、日本を間違った方へ連れていかないように祈り、我々みんなが日本の商業マスコミが厳正中立の事実のみの報道でなく、利益優先の偏向報道もあるということを十分認識すべきだと思います。