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建築士会の見学会でちょっと珍しい木構造建物を見てきました。工務店の勉強会のE・EA協議会のメンバーであるあらい建設さんが施工されてます。ちょうど建物が鼓(つづみ)の様な恰好で横通しの材がねじれながら通っている構造です。あらい社長の説明ではこの加工ができるドイツ製のプレカット加工機工場が宮城県にしかなく担当者も打ち合わせに何度か行ったらしいです。鉄骨なら簡単(?)かもしれないが木造でしかも4寸の流通規格材のみで創っているところが意欲的ですごいですね。県立大学には工学デザイン科がありここで学べば一級建築士の受験資格が得られます。一級建築士の受験資格が厳しくなったので、県内で公立で唯一の一級建築士受験資格取得可能な大学です。(卒業後設計実務2年が必要。岡大の環境理工学部はいかにも建築がありそうな名前だが土木のみ)県内の方で一級建築士志望で安く勉強できるのは県立大学がいいかもしれません。でもなんで建築学科としないのだろう?大手受験雑誌にも建築学科としては載ってないので建築志望学生にはわかりにくいと思う。今も昔も一級建築士の受験資格取得の可否は建築志望学生の関心事の一つであるはずだと思うのですが。この同窓会館の設計はもちろんこの大学の先生です。